3か国(日米露)の飛行士3人を乗せたロシアのソユーズロケットが17日に打ち上げられ、19日に国際宇宙ステーションに無事に到着した。
ソユーズは発射されてから地球を一周して宇宙ステーションにむかうそうで、ここ美原の空でも確認でき、肉眼でその姿を確認したよ!というお話を伺った。
見たかった~と後悔しきりの中、ふと疑問が芽生える。
そもそも何をしにいったのだろう?
国際宇宙ステーションって何?
日本人飛行士が搭乗しているということはニュースで知っている・・・けれどそれ以上のことは、何も知ろうとしていなかった。
今回の日本人飛行士は、来年6月まで、国際宇宙ステーションに滞在し老化や細胞に対する放射線の影響などを調べる宇宙実験を行うそうである。
そして国際宇宙ステーションでは参画している15か国がそれぞれの役割をもって協力をしあっているのだそうだ。
たとえば、まとめと調整役のアメリカ、ロケット発射を担っているロシア、欧州各国では実験モジュールを提供し、もちろんわが国では実験棟「きぼう」や補給船「こうのとり」の提供等を行っており
いわゆる宇宙空間が国際協力の場となっているのだ。
もちろん、宇宙という壮大な場所での研究開発には莫大な費用が投入されているのだから、少しでもいいから成果をだしてほしいとは思うが・・・
ふと、妄想してみる。
宇宙から青い地球を見ながら首脳会談なんてどうだろう。
壮大な空間の中であれば、思惑やしがらみから解き放たれ、きっと開かれた会話になるに違いない!
そうなれば、最大の国際協力の場となる!
新しい年、戦いのない平和な社会でありますように・・・。