誇り

「すみっコぐらし」をご存知ですか?

実は、その存在は子供向けのアニメくらいしか認識がなかった。

まして映画が上映されていることなど知るよしもなかったが、「すみっコぐらし  とびだす絵本とひみつのコ」と題したその映画は、観た人のSNSから評判を呼び11月から公開されているにもかかわらず現在も回数こそ少なくなっているが、まだ映画館で上映されているほどで・・・。

物語は、絵本の世界に入り込んだ「すみっコ」たちが、自分がどこから来たのかも分からない新キャラクター「ひよこ」のお家を探してあげるというもので
これ以上の説明はネタバレになってしまうので控えさせていただくが、キャラクター達の「居場所」探しに自分を透過し、多くの大人たちの共感を得て大ヒットにつながった。

で、「すみっコぐらし」???となっている方向けに、簡単に説明すると

電車や部屋のすみっこが落ち着く、なんだか自信がない、恥ずかしがり屋で気が弱い等、ちょっとネガティブなキャラクター達の何気ない日常が描かれており「見た目のかわいさだけでなく、それにプラスして共感、シュール、ネガティブ、ちょっと変など、なにかひっかかりのあるコンセプトと、一貫して描かれている優しい世界感に、人として大切な何かを教えてくれると大人たちがハマった。

話題性や規模の壮大な作品もいいけれど、人の心にそっと響く繊細でクオリティの高い作品に、日本のモノづくりの技術の高さを感じる。

これが「JAPAN」なのだ。
だからこそ、日本のアニメは世界中で支持されるのだ。

年が明けると、いよいよ東京五輪。

たとえ、恥ずかしくても、控えめでも、目立たなくても、居場所がわからなくても、安心して誇れるものがある国の一員として、訪日者を迎えたいものである。

皆様、一年間ありがとうございました。
どうぞ、お正月を健やかにお過ごしください。

来年も、よろしくお願いいたします。

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