白黒

「覚えるのに一分 極めるのに一生」と言われる“オセロ”

プラハで開催されたこのゲームの世界選手権で、史上最年少で優勝を果たしたのは日本人の小学5年生の福地啓介くん(11歳)

実に36年ぶりの記録更新で“オセロ界の藤井聡太”ともいわれる若きニューヒーローの登場に、大きな注目が集まっている。
プラハからの帰国便でのANAの機長が、彼が塗り替えた前の記録保持者という、めぐり合わせを感じる素敵なサプライズもあり、なんとも誇らしいニュースに心が躍った。

オセロは、2人のプレイヤーが、「オセロ盤」と呼ばれるボードに表裏が白黒になった石を交互に置き、自分の色の石で挟んだ相手の石を裏返して自分の石にし自分の色の石の数を競うシンプルなボードゲームである。

シンプルゆえに、戦略の決め手はいかに相手の心理を読むことができるか。

彼と対戦したことのある段所持者でさえ、「ここが1番いいと見える手が実は負けにつながる敗着になっている、という場面に彼が誘導したように見えた」とその強さを称している。

なんとも頼もしい!そうなれば、将来が楽しみと思いきや、オセロにはプロは存在しないのだとか。

その理由は

すでに人間の棋力を大幅に超えたオセロソフトを無料で簡単に手に入れることができるからなのだそうで

実際に、彼もコンピュータソフトを使って腕を磨いているとネットニュースで知ったが、コンピュータのパターン化の数にはかなわないけれど、彼の持ち合わせている圧倒的な集中力と透察力をすれば、いつの日かコンピュータの想定外な一手を打つ姿を見れる日がくるのではないだろうか。

その瞬間、コンピュータはどう反応するのだろう。

たかが白黒
されど白黒

8×8の世界もなかなか奥が深い。

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