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2016年のノーベル文学賞は、アメリカのミュージシャン、ボブ・ディラン氏に贈られることが発表された。

ノーベル文学賞がミュージシャンに贈られたのは史上初。

選考委員会のスウェーデン・アカデミーは、受賞理由を「大いなるアメリカの歌の伝統の中で、新たな詩的表現を生み出してきたことに対して」としているのだとか。

何とも粋な選定だなと思う反面、文学賞なのにミュージシャンて・・・?
何故、今、彼なのか?と疑問を持たれた方も多いのではないだろうか?
選考過程は、50年後に公表されるらしいので、その回答は50年後を待つとして(^_^;)

彼の楽曲の「詩」の部分を選考基準としたということで理解しようとしているがしかし、彼の作品はメロディラインに乗せてこそ生きるもで・・・。

歌詞を文学の領域に入れるのか?
ならば、今後、我が国の文学における賞の在り方も変わるのではないだろうか?

それも何かが違う気がするし・・・

音楽の力、影響力は、国、人種を超えることができるパワーがある。
いっそのことノーベル音楽賞を新設すれば解決できるのに。

ともあれ、ボブ・ディラン氏といえば、自然と60年代を象徴するあの歌が頭に流れる。
How many roads must a man walk down  Before you call him a  man?・・・

授賞式に彼の姿を見ることができるのか、今は不明ではあるが、独特な雰囲気の中、あのしゃがれた声で「Blowin’In The Wind」を歌う彼の姿は、永久保存でしょ!!

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足元から

先日、父の見舞いに行った時の事。

突然、看護師から見舞い制限の手紙を渡され早々の退室を促され た。

・・・?

原因は、8月下旬から関西空港を中心として集団感染が広がりつつある「麻疹」の院内感染のためとのことだった。

この病院に、関西空港で集団感染した患者の1人が受診、隣の診察室に勤務していた医師とその他にも看護師や事務職員が感染したためだという。

麻疹は、ウイルスによって引き起こされる感染症で、免疫がない人が感染するとほぼ100%発症するらしい。最大の特徴は、感染力が突出して強力なこと。
ウイルスはごく微細でマスクを通り抜けるため、空気や飛沫でも感染するやっかいな感染症である。
ただし、予防接種で免疫が獲得できていればかからない・・・が、

今回、大阪府などによると、2回が有効とされるワクチンの定期接種が2006年まで徹底されていなかったことによるもので、そのため20代後半~30代の抗体が不十分な人に感染者が多いらしい。

そんな事は、はじめからわかっていたはず!

西日本最大の玄関口である関西国際空港の職員や、ましてや病院の関係者であれば、そんな事は想定して感染症等の予防接種をしていて当たり前じゃないのか?重篤な患者さんも多くいる中での感染とは・・・。

甘すぎる!不始末としかいいようがない。憤りをどこに向けていいのか・・・

感染症等の予防接種や病歴の証明書がなければ、学校にも入学できない等、徹底して、集団感染の危機管理を行っている国もある中で、危機管理の甘さは島国所以なのか・・・。

今後、海外からの旅行者を倍増させようと意気込んでいる方々へ

その前に、予防注射の確認した方がいいのではないですか?

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