足元から

先日、父の見舞いに行った時の事。

突然、看護師から見舞い制限の手紙を渡され早々の退室を促され た。

・・・?

原因は、8月下旬から関西空港を中心として集団感染が広がりつつある「麻疹」の院内感染のためとのことだった。

この病院に、関西空港で集団感染した患者の1人が受診、隣の診察室に勤務していた医師とその他にも看護師や事務職員が感染したためだという。

麻疹は、ウイルスによって引き起こされる感染症で、免疫がない人が感染するとほぼ100%発症するらしい。最大の特徴は、感染力が突出して強力なこと。
ウイルスはごく微細でマスクを通り抜けるため、空気や飛沫でも感染するやっかいな感染症である。
ただし、予防接種で免疫が獲得できていればかからない・・・が、

今回、大阪府などによると、2回が有効とされるワクチンの定期接種が2006年まで徹底されていなかったことによるもので、そのため20代後半~30代の抗体が不十分な人に感染者が多いらしい。

そんな事は、はじめからわかっていたはず!

西日本最大の玄関口である関西国際空港の職員や、ましてや病院の関係者であれば、そんな事は想定して感染症等の予防接種をしていて当たり前じゃないのか?重篤な患者さんも多くいる中での感染とは・・・。

甘すぎる!不始末としかいいようがない。憤りをどこに向けていいのか・・・

感染症等の予防接種や病歴の証明書がなければ、学校にも入学できない等、徹底して、集団感染の危機管理を行っている国もある中で、危機管理の甘さは島国所以なのか・・・。

今後、海外からの旅行者を倍増させようと意気込んでいる方々へ

その前に、予防注射の確認した方がいいのではないですか?

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