いつの日か・・・

5月末に開催される伊勢志摩サミットで、政府は、G7=主要7か国として女性の活躍を後押しする決意を示したうえで、特に「リケジョ」と呼ばれる理工系の女性の育成は、女性の社会的地位の向上だけでなく経済成長の観点からも重要だと指摘し、G7が連携して環境を整備するための新たな取り組み「女性の理系キャリア促進のためのG7イニシアティブ」を発表する方向で最終調整しているのだそうだ。

「イニシアティブ」では具体的な活動として、G7で互いの政策を学び合って成功事例を共有することや、各国で活躍する「リケジョ」を紹介し、そのネットワークを強化することなどが表明される見通しで、このほか、質の高い教育や訓練などを通じて女性の能力を開花させるための具体策を盛り込んだ「行動指針」を首脳宣言の付属文書として採択する方針だとか・・・。

・・・・

時を同じくして、海外の一流大学が、あの「STAP現象」の再現実験を行ったとニュースで知る。

そして、思い出すのは割烹着姿で顕微鏡をのぞく女性の姿。

何がどうなのか凡人にはさっぱりわからないが、あの加熱した騒動の一端は若く女性らしい雰囲気のある彼女だったからではないのか?

まずは、科学に取り組んでいる全ての方々が真摯にニュートラルに科学に向き合い、社会の風潮が変わらなければ、どんなにサミットで宣言したことろで、第二第三の騒動は起こるだろう。

もっと自由に性別も年齢も関係なく、適材適所に能力を活かせる社会作りというのは現実味がないのだろうか。

そんな日が来る足掛かりに、このサミットの宣言がなれば理想的なのではあるが・・・。

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今、できること

協同組合では、2014中期ビジョンの方針に基づいて、「災害に強い工場団地」を目指し、その第一弾として協同組合のBCPを策定した。

BCPの第一の目的は「命を守ること」

そのために協同組合として何ができるのか、様々な角度から情報を収集し、リスク分析を行い、有事が起こった時をイメージして考えてきた。

その矢先・・・

熊本県での大地震の発生をうけて。

頻繁に起こる余震、避難されている方々の疲労した姿、報道される悲惨な状況や、地震に便乗した犯罪等の情報に、胸が締め付けられ、何かをしなければという想いと、心の片隅に「南海トラフ」に影響がでたらどうしよう・・・という気持ちが湧いてしまった。

どんなに有事の事を想定してBCPを検討していても、どこか他人事の感があった。

支援物資の報道で思い出した、5年前に揃えてから放りっぱなしの、賞味期限の過ぎた備蓄用の水を前にして・・・。

今、できること。

どこで、いつ、地震が起こるかなんて、誰にもわからない。
だからこそ、地震の恐ろしさを忘れず、一人ひとりが覚悟をもって「命を守る」術を、考え続けていかなければいけないと改めて思う。

そして、今だけではなく、被災地がささやかな日常を取り戻せる日まで、適材適所の支援が届くよう、共に知恵をだし続けること。

あらゆる場所で地震が起こりうるこの国で生きている国民だからこそ出来ると信じている。

BCP(事業継続計画)とは、
企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと。

 

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ファーストペンギン

唐突ではあるが・・・・。

最初に「なまこ」を食した人の勇気はどこからきたのだろう・・・。
北極圏に最初に挑んだ人は、何を見たかったのだろう・・・。
ヨーロッパからアメリカからジパングを目指した人々は、何を信じて海を渡ったのだろう・・・。
現代でいえば、アップルもマイクロソフトもグーグルも、最初の一歩はどんなものだったのだろうか?

考え始めると、数え切れない最初の一歩がある。
先人達の冒険心と称したらいいのか、リスクを恐れない大きな勇気ある一歩一歩が、今のこの時代に繋がっている。

この一歩を称する「ファーストペンギン」という言葉がある。
この言葉は、人気の連続テレビ小説のワンシーンで使われていた言葉で、そのシーンと言葉の響きが相まってとても印象に残った。

「ファーストペンギン」とは、
群れで行動するペンギンの中で、始めに海に飛び出すペンギンを指す言葉で、どんな天敵が待ち受けているかもわからない海に、恐怖や迷いに打ち勝ち真っ先に海に飛び込んだファーストペンギン。後に続くペンギンは、最初のペンギンの無事を確認してから海に飛び込む。
つまり「リスクを恐れずに勇気を持って新しいことにチャレンジする人」ということになる。

最初のペンギンは、代償として、誰よりもお腹いっぱいのエサにありつくことができるのではあるが、究極のハイリスクの上のハイリターンである。

ペンギンの世界では、命のかかった、でも脈々と続く「当たり前」のことであるが 今の時代、物に情報に溢れた人間界では、命をかけて、最初に海に飛び込んでやろう!という人は、現れにくいのかもしれない。

けれど、

昨今の不倫だの不正資金だの失言だの語るも無残な政治家の方々の報道や、我が国自慢の大手電機メーカーの身売りなど、本当にこの国は大丈夫なのかと憂うこの頃。

国民一億二千万人の内の1%でもいいから、我こそは!と前に一歩ふみだす、いや、もう、踏み出しているファーストペンギンたちの活躍を心待ちにして、

今日も、ドラマの続きをみるのである・・・。

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四年に一度の

今年は、一年366日の「閏(うるう)年」で「オリンピック」の開催年。

四年に一度、閏年がきて、それに併せてオリンピックが開催されると思い込んでいた。
実は地球は一年(365日)をかけて太陽の周りを一回り(公転)しているが、実際の計測では、365.2422日かけて一周しているそうで、微妙な誤差が残るため、閏年にはある法則が設けられているそうだ。

〈法則1〉西暦を4で割って、割り切れる年が閏年
〈法則2〉閏年でも、100で割り切れる場合は閏年としない
〈法則3〉法則2の場合でも、400で割り切れる場合は例外として閏年

最近でいえば2000年。
〈法則3〉に従って400年に一度の366日となった特殊な年だったわけで・・・。

話をオリンピックに。
オリンピックが閏年に開催される発端は、第一回アテネ大会が1896年の閏年に開催されたことからで、四年に一度の開催については、諸説があり、よくわからないが
古代ギリシア人が太陰歴を使っていたことからという説が有力だとされている。

閏年に併せて開催されているわけではないということはわかった。
ということは、〈法則2〉に従って、85年後の2100年は閏年の366日ではなく普通の365日の一年にオリンピックがどこかの国で開催されることになるのだ。

その時に改めて「閏年の法則」の話をするとして・・・(笑)

2016年オリンピックイヤー。
代表選手たちの活躍に期待しつつ、全力で応援しよう!

 

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新たな時代へ

2016年が始まりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、今年は暦でいうと丙申(ひのえさる)年。

丙(ひのえ)は、「明らか」という意味があるらしい。
そして「申」は「呻く(うめく)」の意味があり、これは果実が成熟して行って、固まって行く状態を表しているといわれている。

つまり、単純に考えると、形が明らかになってくる一年だということではないだろうか。

ちなみに60年前の丙申(ひのえさる)年の1956年は、「もはや戦後ではない」の言葉が流行し    た年。
戦後の復興が改めて明確に示された年と言える。
また、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸の都市が政令指定都市となり、また、死刑囚の再審が    初めて認められたりと、こじ付けではなく、まさに何かが明らかになっているように思える。

・・・・・・

昨年の我が国の情勢をみても、オリンピックにしかり安保問題にしかり、新たな時代への産みの     苦しみのような一年だった。

そして、年が変わり日本列島を駆け巡った国民的スーパーアイドルの移籍トラブルに伴う解散騒動に重ねて思う。

この国も、国民にも、そして25年間トップアイドルを続けていた彼らにも、たとえそれが茨の道で   あったとしても、これまで頑張ってきた人の努力が明らかな形となって、新たな道が開かれる年に   なると信じたい。

必ず、乗り越えられる。

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