記憶

大阪北部地震から1年が経過したとの、ニュースをみて時の経つことの速さに驚いていた矢先。

自宅でテレビを見ていたところ、山形・新潟県方面で、最大震度6の地震が発生したとの速報が流れた。

慌てて、すべてのチャンネルを確認したら、どの番組も地震速報と津波の避難勧告に変わっていて、避難を繰り返し呼びかけるアナウンサーの声に、呆然とした。

そして焦った。

緊急時、何をどうしようか、家族で話していたはずなのに、何も浮かんでこない。とりあえず、備蓄したはずの水をどこにおいたか確認はしたけれど。

夜が明けて、大きな影響は今のところ聞こえてはこないが、それでも報道されている様子をみると、そこで過ごされていた方々の恐怖や不安感はどれほどであったか、おもんばかると心が痛い。

思えば、自然災害は繰り返し繰り返し起こっている。

それが、地球からの警告なのか?
きちんと受け止めているはずなのだが、結局、地震大国である国に居を構えるものとしての自覚が足りないのか?忘れているわけではないのに、記憶が薄れていることは認めざるを得ない。

どうしたら、記憶にとどめておくことができるのか。
何らかの形として残すにはどうすればいいのだろう・・などと堂々巡りを繰り返していた時、先日、ある団体の集まりで購入した「SDGs」のカラフルなピンバッチが目についた。

このような、ふと目につく形で消えゆく記憶を保存できるよう、公募でもして国を挙げて形にすればいいのに。
なおかつ、それに関連する収益がでれば、様々な支援に活用すればもっといのに・・・。

ともかく、今回の地震が起こった地域での余震や、近づく梅雨入りの影響で二次災害がでないよう

今日が、穏やかな一日でありますよう・・・衷心から祈る。

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