クリスマスの時期に近づくと、幼いころ、おもちゃ屋やケーキ屋で飾り付けられるツリーの装飾にワクワクしていたことを思い出す。
今では、街中のそこかしこでイルミネーションが彩られ、すっかり冬の風物詩となった。
時を遡ること16世紀。
ドイツの神学者が星空の美しさを再現しようと、木をロウソクで飾り付けをして煌く星空の演出をしたのがイルミネーションの始まりという説が有力なのだとか・・・。
そして、現在のような電球のイルミネーションのはしりは、あの発明家エジソンが自分の研究所の周りを発明品の白熱電球の宣伝のために飾り付けしたという説もあるらしく。
人の思考というのは、基本は変わらないものだなぁと変に納得したりして(笑)
今年もあっという間に12月 師走。
毎年のことながら、あただしく時間が過ぎる時期。
本来、自然界では、動物も、樹木も、みんな寒い冬を乗り切り、春を迎えるために静かに休息に入る時期。
それなのに、人だけが自然界に逆行し、冬支度の木に電飾を付けて街を彩り休むことなく動き回り。
それはそれで奇麗だけれど・・・
忙しさに紛れて、大事なことを忘れていないか?無理していないか?それでいいのか?
そんなことを、毎年思いながらの年末を今年も迎える。
来年こそは、もう少し落ち着いて自然に寄り添った支度をしたい・・・です。
皆様、一年間ありがとうございました。
どうぞ、平成最後のお正月を健やかにお過ごしください。
来年も、よろしくお願いいたします。