パソコンが使えないのか?
→教室に通ったが時間に追われてできない
スマートフォンは使うのか?
→便利なので毎日使う
そんな国会でのやりとりに目が止まった。
内閣の顔ぶれが変わってから、槍棚に上がっている一人の大臣の答弁である。
野党から、五輪担当大臣かつサイバーセキュリティ担当も兼務をしている大臣にむけての答弁の内容がくだらなすぎて、逆にサイバー攻撃の的にならないか不安感が襲う中・・・。
ふと、数年前にあった米国の歌姫のパフォーマンスを思い出す。
大統領就任式で国歌斉唱を口パクしたという疑惑をかけられ、政権スタートに暗雲を立ち込めさせる大事に発展したこの騒動にマスコミは連日のように大騒ぎしていた。
その間、渦中の歌姫は一切コメントをしなかったが、米国で大統領就任式をも超える視聴率を誇るスーパーボウルのハーフタイムショーの出演に伴う記者会見においてステージに登場した彼女は
詰めかけている報道陣に向け、アカペラでアメリカ国歌を斉唱した。
その声量豊かな見事な歌声に、会場は拍手喝采となり、もちろん口パク騒動を批判する者はそこにはいなかった。
そして、笑顔で会場に向けこう言い放つ。
「 Any question ?」
騒動の決着のつけ方の手本に・・・ならないものだろうか。