望(のぞみ)

令和になって初めての新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が、皇居において行われた。

本年のお題は「望(のぞみ)」

この一文字が歌の中に入ることが条件となるそうだ。

17年ぶりに出席された皇后さまは
「災ひより立ち上がらむとする人に若きらの力希望もたらす」という御歌を披露されたとニュースで知った。

自然災害の被災地を訪れた際に、各地で若者たちが献身的にボランティア活動を行い、人々に復興の希望と勇気を与えていることを頼もしく感じたとの思いを詠まれたそうで・・・。

本当にそうだ。

我が国の国民は、万葉の時代から幾度と繰り返される戦火の中を、自然災害の脅威にさらされ、荒廃した大地の中から容赦なく襲う閉塞感に屈せず、共に手を携えて立ち向かい生き抜いてきたからこそ今がある。

それが日本の強味。

その強味が日本の望み。

皇室のある歴史の深い国の一員として、

令和の時代、今までの常識では判断できないことや、想定以上のことがおこるだろうけれど、共に感じ、共に前に歩みを進めることができたらと・・・

心より望む。

本年も、よろしくお願いいたします。

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