強み

協同組合発刊の広報誌「あたらしき大地」の取材で、広報委員会メンバーと堺市にある和風香辛料専門店の社長のお話を伺う機会を得た。

詳しくは、広報誌を読んでいただくとして・・・

取材の前に同店から「試食」を準備していると連絡をいただい香辛料の試食??にイメージがわかず、また個人的に香辛料が得意なほうではないので、同行していただくメンバーにお願いしよう等と目論んでいた。

で、取材当日。

奥深い和風香辛料のお話を伺ったあと、試食の部屋へと案内された。

・・・・!?

まずは穴子のにぎり これは柚子こしょうで
次にすき焼き  卵に極みの七味をたっぷりとまぜて
ポテトチップスに、極上の山椒をふりかけて・・・と続く。

これはたしか香辛料の取材なはずだ。

戸惑いながらも、次から次へと一流の料亭のようなおもてなしをうけ、主役の一品を引き立て、より乙な味に引き上げる香辛料たちの見事な仕事ぶりに驚きしかなかった。

「本物の味を伝えるには、こうしてきちんと楽しみ方を知ってもらうのが一番」と社長の弁。

和風香辛料は決して主役にはならない。
けれど、主役を邪魔することなく、味を引き立てピリッと記憶に残る存在だということを改めて実感する。

これぞ、わが国独特の文化であり強味でもある。

現代。

とかく国際社会の中で、何かと息苦しく感じてしまう我が国。

されど七味!
あの味を一度知ったら、ないと物足りなくなる!というかありえない! 世界の中の日本、主役は張れないけど、七味のような役割を担っているように思う。

隣国の方々も、大国の方々も、そろそろその存在意義に気が付いてもらわないと!等と

絶妙の七味を食しながら思う

あー日本人で良かったぁ(^^♪

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