幸せの形

大歓声の中「ただいま」とつぶやいて、彼は氷上にいた。

男子フィギアスケート個人戦
足の怪我の状態が不安視されていた羽生選手は、これ以上なシ チュエーションで氷上に還ってきた。

五輪2連覇の称号を手に入れた彼の目には涙が溢れていた。

金メダルを取る準備は十分にやってきたと
オリンピックを誰よりも知っていると
絶対的な王者になるべく、常に前向きで力強い言葉で臨んでいた姿に、なんと強い精神力の持ち主なのだろうと、感嘆していたが・・・。

その称号を手に入れた彼の口から出た言葉に愕然とした。

「連覇のためだけに幸せを全部捨てようと思いました」

まだ23歳の青年の言葉である。

一般的な青年達が味わう幸せは捨てざるをえなかったかもしれない。

けれど、普通では味わおうとしても手にすることができない幸せも、また彼の手の中にある。

幸せの形は、人それぞれ、人の数だけある。

彼の幸せは、彼にとって多くを犠牲にした上でしか感じることができないのかもしれないが、3連覇がかかる次の五輪では、自らの人生を犠牲と捉えず、彼が捨てなければいけないと感じてきた「幸せ」も経験して臨んでほしい。

そして、また、氷上の彼の世界感に魅了され、くしゃくしゃな笑顔で一番高い台に立っている彼の姿をみて、幸せな気分に浸りたい!

と無責任なオーディエンスは願う・・・。

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初暦

平成30年がはじまりました。
松の内も過ぎましたが、遅ればせながら明けましておめでとうございます。

当時の内閣官房長官であった小渕氏が、新しい元号「平成」と書かれた額を持って公表された光景は記憶に新しい出来事であった。が、もう30年前のことになる・・・時の経つのは、なんと早いものなのか!

そして、平成の世もラストイヤー。
昭和の大スター 「石原裕次郎」「美空ひばり」が亡くなったのと時を同じくして昭和は終わった。

そして、現代。
国民的アイドルだった「SMAP」が解散し、「安室奈美恵」が引退する年に、平成の世が終わる。

戯言かもしれないが、時代が大きく変化するタイミングに来ているのかもしれない。

そんな予感のある年の初め
真新しいカレンダーを前にして、協同組合の新年互礼会で教えていただいた俳句をここに書き記しておこう。

「初暦知らぬ月日の美しく」 吉屋信子

さてさて、美しくするもしないも自分次第!と、奮起して新しい年を歩んでいきたい。

ともあれ、皆様の初暦に、美しい出来事がたくさん書き込まれることを祈念して、今年最初のコラムとさせていただきます。

皆様に愛されるコラムを目指して・・・

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宇宙へ

3か国(日米露)の飛行士3人を乗せたロシアのソユーズロケットが17日に打ち上げられ、19日に国際宇宙ステーションに無事に到着した。

ソユーズは発射されてから地球を一周して宇宙ステーションにむかうそうで、ここ美原の空でも確認でき、肉眼でその姿を確認したよ!というお話を伺った。

見たかった~と後悔しきりの中、ふと疑問が芽生える。

そもそも何をしにいったのだろう?
国際宇宙ステーションって何?

日本人飛行士が搭乗しているということはニュースで知っている・・・けれどそれ以上のことは、何も知ろうとしていなかった。

今回の日本人飛行士は、来年6月まで、国際宇宙ステーションに滞在し老化や細胞に対する放射線の影響などを調べる宇宙実験を行うそうである。

そして国際宇宙ステーションでは参画している15か国がそれぞれの役割をもって協力をしあっているのだそうだ。
たとえば、まとめと調整役のアメリカ、ロケット発射を担っているロシア、欧州各国では実験モジュールを提供し、もちろんわが国では実験棟「きぼう」や補給船「こうのとり」の提供等を行っており

いわゆる宇宙空間が国際協力の場となっているのだ。

もちろん、宇宙という壮大な場所での研究開発には莫大な費用が投入されているのだから、少しでもいいから成果をだしてほしいとは思うが・・・

ふと、妄想してみる。

宇宙から青い地球を見ながら首脳会談なんてどうだろう。

壮大な空間の中であれば、思惑やしがらみから解き放たれ、きっと開かれた会話になるに違いない!

そうなれば、最大の国際協力の場となる!

新しい年、戦いのない平和な社会でありますように・・・。

 

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跡地

本年の協同組合の全員例会は、広島を訪れた。
毎週、たたみかけるように日本列島をおそう台風の影響もあったが、観光で訪れた安芸の宮島では、わずかな晴れ間に恵まれ、海に浮かぶ社殿と大鳥居が絶景な厳島神社を参拝することができた。

その後、広島市内に場所を移し、平和記念公園、リニューアルされた広島平和記念資料館を見学した。

整備された広い公園敷地内では、雨の中ではあったが大きなイベントが開催されており多くの人々で賑わっていた。

元々、原爆が投下される前は、この場所は広島の中心的な繁華街だったそうだ。

今日のように多くの人々で賑わい活気にあふれていたはずなのだ。あの時までは。

一瞬で何もかもがなくなり、人も建物も木も川も全てが消えてしまった。

あの日から72年が経過した。

昨年、前アメリカ大統領が慰霊碑に献花されたシーンは記憶に新しい。
その時、折られたという折り鶴も、資料館に展示されていた。
時は流れ、この国に生きる人々も環境も考え方も大きく変化するのは当然である。

けれど、「戦争は二度としない」と誓った国であることは、決して変えてはいけない。

焼けただれた跡地にたち、原爆死没者慰霊碑に手をあわせる。

「安らかに眠ってください。過ちは繰返しませぬから」

刻まれた言葉

すべての人々が心に刻まなければいけない言葉だと、痛切に思う。

 

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リア充・・・

最近では、「SNS」という言葉を耳にしない日はないくらい、多くの人たちがネット上の通信ツールを利用する時代になった。

インスタ映えとか、フォトジェニック的な写真をとるために、そこかしこで人目を気にせず、写真をとる姿を目にするこの頃。

挙句のはてには、楽しそうな写真を投稿するために、友人や恋人の代行サービスなんていう商売も横行しているようで・・・。
とにかく、リア充(現実の生活が充実していることのネット造語)な写真を投稿するためなら、架空の友人でも虚無の世界でもなんでもありで夢中になっている現代人の習性には、理解しがたいものがある。

芸能人や飲食店のPRならまだしも、一般人はそこに何を求めているのだろう?

・・・・・

最近、家族で旅行に行った時のこと

「飛行機見るの好きやねん」といって、楽しそうに飛行機をみる年老いた父の後ろ姿を思わずカメラに収めた。

インスタ映えしない何気ない写真ではあるが大切な思い出の一枚で、もちろん投稿はしないが、自分にとっては最高の「リア充」なショットとして誰にも「イイネ」をつけてもらえなくても、自慢の一枚に変わりはない。

ともかく、SNSでのお洒落なキラキラした投稿に、自分と比較して劣等感を感じる現代人が多いのは周知の事実である。

その中で、それは必ずしも現実を反映したものでないことも、運営元は周知してもいいのではないか・・・老婆心ながら思うこの頃である。

 

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言霊

言霊・・・

とは一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力とされている。

霊的なといっても特別な事ではなく「お祝いの席で縁起の悪い言葉を使わない」とか、「病は気から」など、我々の日常の暮らしの中で脈々と受け継がれているものである。

最近では、ついていけない流行語や略語があふれかえり、日本語も多様化してきた感はあるが・・・。

愛知県にある竹田本社(株)という会社では、自社製品のお菓子に製造過程でCDに録音された保育園児約100人の「ありがとう」を100万回聞かせるのだそうだ。

100万回??

工場内に流れている「ありがとう」は約4秒に100回、1時間で9万回、24時間で216万回。お菓子が出荷するまでに、大体100万回の「ありがとう」を、お菓子たちは聞いていることになるらしい。

それで?といわれてしまえばそれまでではあるが、無機質な工場で、しかめっ面で作られるお菓子と、「ありがとう」の言霊がいっぱい詰まったお菓子であれば、どちらのお菓子を選びますか?ということである。

とかく、暴言や失言でのトラブルはどの世界でもよくあること。

そんなとき、言霊の力を少し借りるだけでも、状況は違う方向にいくのではないだろうか・・・と最近話題になった議員の謝罪会見をみてつくづく思う。

簡単なことである。

いい言葉を発すれば、いい事が起きる。
悪い言葉を発すれば、悪いことが起きる。

なら、いい言葉を発して、いい波動を起こそうではありませんか!!

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時間

100歳をこえても現役の医師として活躍した日野原重明氏が、この夏その激動の人生の幕を下ろした。

彼の存在を知ったのは、書店で目に入った「10歳の君へー95歳のわたしから」のタイトルからだった。

もちろん、その時、10歳ではなかったが・・・(-_-;)

タイトルからのメッセージを受け取り、その本を手に取ったこと、そして、あふれる言葉に胸が熱くなったことを記憶する。

それから、彼の激動の人生を知ることになる。

第二次世界大戦での医師としての経験
「よど号ハイジャック事件」の遭遇
地下鉄サリン事件での被害者受け入れ

そこまで歴史的な大きな出来事に一人の人が遭遇するものなのか!と凡人は驚くばかりであるが・・・

その経験を乗り越えたからこそ、誰よりも「いのち」の大切さを信じ「いのちの使い方」を考え抜かれたのだろう。

8月。

年に一度、我が国が敗戦国であった記憶を呼び起こす月。

様々なメディア等で、戦争をテーマにした特集が放映されているが、伝えるのであれば歪曲や美化することなくその時何が起こっていたのか、できる限りの真実を伝え、これからの人たちに彼の言葉を投げかけてほしい。

「命とは君たちが持っている時間である」

なら、どう使う?

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ホタルの光

そろそろ、梅雨も明ける頃。

梅雨の時期、唯一楽しみにしているのが「ホタルの光」。
ホタルは、気温が高く月明かりのない曇った日で風のない夜と言われているが、木材団地がある南大阪でもホタルを見ることが出来るスポットがあり、暗闇にピカピカと光る幻想的な風景は、ひととき、むし暑さを忘れさせてくれる。

日本全国各地で鑑賞できるホタルでは、源氏蛍(ゲンジボタル)、平家蛍(ヘイケボタル)、姫蛍(ヒメボタル)などが有名であるが、特にゲンジボタルは一番大きく光りも明るいのだそうだ。

不思議な事に、明滅の感覚は同じゲンジボタルでも違っていて、東日本では4秒に1回、西日本では2秒に1回、東西の境界あたりでは3秒に1回光るのだそうだ。

一説には、関東と関西の周波数の違いからだという話もあるが、この「東」と「西」のホタルを同じところで飼育しても上手く馴染まないらしく・・・言葉が合わないのか?。

しかも、光る速度が速いって・・・関西人独特の気質が出ているのかしら??

「ほっ ほっ ほーたるこい こっちの水はあ~まいぞ♪」

の歌のようにはいかない、まこと不思議は自然界のお話である(*^_^*)

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風物

大きな大きなスイカを頂きました!!

サイズは6L。直径30センチ以上

重さは、おそらく15~20kg。不用意に持とうとすると腰がぬけそうなくらいずっしりです。

厳しい暑さに、ため息が出ますが、汗かきながら食べるスイカは格別やね!・・・しかし、この大きさ、どうやって切り分けようかな~(*^_^*)

ありがとうございます(*^_^*)

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世代間

今更であるが
既に平成も29年。

平成生まれの方々と接する機会も増える中で想う事・・・。

正直、よく理解できないことが往々にしてある。
自分が、常識だと認識していた事が、根底から覆されることもある。

それでも、わからないまま放置することもできないし・・・では、どうしたらいいのか?

先日、有る方から言葉をいただいた。

まずは平成生まれの方にむけ

まだまだこの世の中は、昭和生まれの方々が頑張っているし、その方々が築き上げた社会にとびこんでいくのだから、それなりの覚悟をもって取り組まなければいけない!

そして、携帯もコンビニもネット通販も最近の事に感じている、昭和世代には、昭和を全く知らない世代と生きていくために、知らないということをきちんと認識して迎えなければいけない!

宴席の場での僅かな時間ではあったが、その言葉は心にストンと落ちた。

自分の尺度はすてて、世代の違いを理解できる柔軟性をもち、互いに認めあいそして、何より大切な事は「くらべない事」。

とっかかりから、わからない事をわかろうとするのではなく、世代間の違いを持ったままで共存すればいいのだ・・・と思えば、少し気が楽になった。

さてさて、今日は何を気付かせてくれるのだろう(*^_^*)

あなたにとっての「平成」と「昭和」の違いはなんですか??

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